射雕英雄传 2003／2008 －－ お馬鹿な郭靖

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このブログは 《东成西就》 1993 あるいは 《东成西就 2011》 、また 《东邪西毒》 とは何であるのかを解明していこうという試みです。

前回の記事で刘亦菲の 《倩女幽魂 2011》 を紹介して、刘亦菲の代表作は永遠に  《神雕侠侶》 だけではないのかと心配しました。というわけで、今回の記事と次回の記事で取り上げるのは、金庸原作のテレビドラマです。

なぜかというと 《东成西就》 と 《东邪西毒》 という映画には、金庸ドラマでおなじみのメンバーが登場するからです。

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金庸は香港の作家で、いわゆる武侠小説を書いた人です。まだ生きていますが、もう小説は書いていません。金庸を知らない中国人はいないわけで、日本にも多くのファンがいるはずです。今回紹介するのは、《射雕英雄传》 です。

金庸の小説は、香港や台湾、大陸で何度もテレビドラマや映画になっています。日本人にいちばんなじみのあるのは

《射雕英雄传》 2003

の李亚鹏＋周迅版でしょう。今でも、日本語字幕付きのDVDが流通しているからです。

主人公は郭靖（李亚鹏）と黄蓉（周迅）なのですが、この二人のまわりに多くの武術家が入り乱れます。

黄药师（黄蓉のパパ。东邪）
洪七公（丐帮の盟主。郭靖の実質的な師匠）
南帝（大理国の王。出家して一灯大师となる）
周伯通（老顽童。全真教開祖の王重阳の義兄弟）
全真七子（全真教を代表する7人組）
江南七怪（江南出身の7人組。郭靖の面倒を見る）
欧阳锋（西域出身の凶悪な武術家。西毒）

中国のテレビドラマは、1時間枠実質45分くらいが40集くらいあるのが一般的です。 たかが 《东成西就》 と 《东邪西毒》 という映画を楽しむために、ぼくたちは 《射雕英雄传》 2003 全42集を見なければいけないのでしょうか？

はい。そうです。あるいは、胡歌が交通事故後の復帰作として郭靖を演じ、林依晨が蓉儿を演じた

《射雕英雄传》 2008

を見たっていいでしょう。

もちろん、小説を読んだってかまわないわけですが、中国の人々が知っている金庸ドラマのキャラクタだって、ほとんどはテレビや映画から得たイメージであるはずです。

鄭中基-英雄寞mv(射鵰英雄傳主題曲)


《ラベル“東成西就”に属するブログ－－目次》

 1　《東成西就 2011》 ってなんだ？
 2　倩女幽魂 1987
 3　青蛇 1993
 4　倩女幽魂 2011
 5　射雕英雄传 2003
 6　神雕侠侣 2006
 7　王家卫の青春映画
 8　王家卫と金庸－－《东邪西毒》
 9　東成西就（大英雄） 1993 －－ つらい時に見てね!
10　2002年の刘镇伟－－《无限复活》 《天下无双》
11　東成西就 2011－－（1）ストーリーと登場人物
12　東成西就 2011－－（2）梁山伯と祝英台
13　東成西就 2011－－（3）名セリフ集
14　东成西就 2011－－（4）歌曲など