2012年4月4日水曜日

甄嬛传(宮廷の諍い女) 2011|第1集~第5集|甄嬛の病気


ラベル“甄嬛传” 8
ストーリー引用+単語集

甄嬛传”は、清朝雍正帝時代における後宮の側室(妃嫔后妃)たちを描くテレビドラマです。側室のひとりである甄嬛(スン・リー)が主人公です。

概要などについては、こんな記事を見てください。

 ・ 概要(源氏物語=少女マンガ)
 ・ 登場人物と役者
 ・ 清朝後宮ランキング
 ・ スン・リー伝

特に、清朝後宮ランキングを理解しておかないと、甄嬛の現在のランクや、ほかの后妃とのランク比較などがややこしくなってしまいます。

第1集-第5集では、甄嬛(ジェン・ホアン)が、秀女選(後宮の妃嫔選抜大会)に参加・入選して、いよいよ雍正帝との出会い……といったところまでが語られます。

主な展開は、こんな感じです。

・ 皇后と華妃の確執
・ 甄嬛と沈眉庄と安陵容の仲良し3人組
・ 一丈红
・ 甄嬛の病気
・ 碎玉軒のメンバー

華妃(ホアフェイ)は、皇帝が寵愛する妃嫔(フェイピン)であり、しかも年羹尧(ニエン・ガンヤオ)の妹なので、皇后(ホアンホウ)よりも偉そうな顔をしています。

》では、なんと小春(シャオチュン)が年羹尧にすり替わってしまうという無謀な設定でしたが、このドラマでは、年羹尧はまずは辺境の反乱を制圧して、皇帝を喜ばせます。

秀女選(シウニュシュエン)”の過程で、甄嬛と沈眉庄(チェン・メイジュアン)と安陵容(アン・リンロン)はお友達になります。みんな家柄はいいわけですが、沈眉庄は特にいいので“貴人(グイレン)”、甄嬛は普通なので“常在(チャンザイ)”、安陵容は落ちるので“答応(ダーイン)”というランクが割り当てられます。

甄嬛は、“莞常(ワンチャン)”とも呼ばれます。これは甄嬛を秀女に選抜したとき、皇帝が甄嬛に賜わった名前です。

華妃に、“一丈红(イージャンホン)”という恐ろしい体罰(読める人は百度百科の解説を読んでみてください)を与えられた秀女の一人が、身体に障害をきたした上、冷宮(ランゴン)に幽閉されてしまうなど、あれこれな事情があって、甄嬛は病気になってしまいます。

甄嬛が秀女(シウニュ)に選抜されたのは、太後と皇帝にとって、甄嬛の顔にまつわる何かの縁とか謎があるからのようにも見えるのですが、ただ単に美貌にびっくりしただけかもしれません。

そんなわけで、皇帝はまずは甄嬛から手を出そうとするのですが、甄嬛は病気です。そこで、沈眉庄が第一号になります。

“碎玉軒(スイユーシュエン)”は、甄嬛に与えられた住居です。四合院というか二合院みたいな作りで、2つの“軒”が用意されていて、貴人・常在・答応クラスは二人セットで暮らすようになっているようです。

秀女には、住居と同時に宮女(ゴンニュ)と宦官(太监|タイジエン)も与えられます。これも家柄に応じて人数が異なるようです。

甄嬛は、実家の侍女二人を連れて後宮入りするのですが、宮女3人、宦官3人が割り当てられたように思います。この宮女と宦官の動向は、お笑いどころのひとつになっています。

《甄嬛传》は、第4集あたりから盛り上がってきます。


ラベル《甄嬛传》 --目次

 1 后宫・甄嬛传 2011(1)--最後の孙俪(スン・リー)
 2 后宫・甄嬛传 2011(2) --登場人物と役者
 3 后宫・甄嬛传 2011(3) --清朝後宮のしくみ
 4 后宫・甄嬛传 2011(4) --孙俪传(スン・リー伝)
 5 后宫・甄嬛传 2011(5) --名セリフ集1
 6 后宫・甄嬛传 2011(6) --名セリフ集2
 7 后宫・甄嬛传 2011(7) --名セリフ集3
 8 甄嬛传 第1集-第5集 --甄嬛の病気
 9 甄嬛传 第6集~第10集 --闘いのはじまり
10  甄嬛传 第11集~第15集 --華妃の斜陽と復活
11  甄嬛传 第16集~第20集 --浣碧の迷走
12 甄嬛传 第21集~第25集 --安陵容の憂鬱
13 甄嬛传 第26集~第30集 --“腹黑女”は日本語
14 甄嬛传 第31集~第35集 --仮面(差異と反復)
15 甄嬛传 第36集~第40集 --皇帝と甄嬛の陰謀
16 甄嬛传 第41集~第45集 --あっぱれ、流朱の死
17 甄嬛传 第46集~第50集 --戻ってきた笑顔
18 甄嬛传 第51集~第55集 --回宫(後宮再び)
19 甄嬛传 第56集~第60集 --小競り合いの応酬
20 甄嬛传 第61集~第65集 --二人のじゃじゃ馬
21 甄嬛传 第66集~第76集 --皇后,杀了皇后

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