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ラベル“甄嬛传” 10
ストーリー引用+単語集
ストーリー引用+単語集
第11集から第15集の、主なテーマは
・ 华妃の悪事発覚と復活
・ 甄嬛と果郡王との出会い
・ 安陵容のパパの危機
・ 沈眉庄の降格と幽閉
・ 甄嬛と四阿哥の出会い
といったところです。
しかし、最大の山場は、第13集における孙俪の舞いでしょう。
後宮では、曹贵人の娘・温宜公主のお誕生日パーティが開かれています。温宜が皆から祝福されるとともに、身ごもった沈眉庄も祝福されます。
パーティを抜け出した甄嬛は、足を水につけて遊んでいるとき、ついに本物の果郡王と出会います。
パーティ会場に戻った甄嬛は、曹贵人から、亡くなった前の皇后“纯元(現在の皇后は纯元の妹)”が得意だった惊鸿舞を、甄嬛に踊ってみよという難儀な要求を突き付けられます。覚悟した甄嬛は着替えをして、眉庄の琴の音、陵容の歌にあわせて惊鸿舞を舞います。
心ない連中は甄嬛の舞いには新味がないなどとけちをつけるのですが、そのとき、果郡王が横笛を吹きながら会場に乗りこんできます。甄嬛は、果郡王の笛の音に霊感を受け、新たな惊鸿舞を創造して、皇帝からもほめられます。
孙俪の舞いが、とてもきれいなのは当たりまえです。
孙俪は、よく“科班出身”ではないと言われます。これは、“専門の学問を学び、その学問に関する職業についた人”というような意味のようです。孙俪は、“北影”とかで演技を学んで女優になったわけではありません。彼女は、踊り子出身なのです。というか、軍隊の踊り子だったのでした。
このシーンは、もちろんスタントなしで、孙俪自身が舞います。彼女がこのシーンをビシッと決め、撮影が終わったときには、役者とスタッフ全員から拍手がわきあがったそうです。
さて、第11集と第12集は、お笑い仕立てです。余答応が甄嬛に毒を盛ったいきさつの黒幕を突き止めるために、甄嬛たちは幽霊事件を演出します。この結果、丽嫔は気がふれてドラマから退場します。
華妃の悪事が発覚し、 華妃は辺鄙な場所に引越しさせられ、権力が極端に制限されます。华妃は後宮のあれこれの管理者だったわけですが、皇后は、眉庄に华妃の仕事を引き継がせようとします。
そんなわけで、甄嬛組が、瞬間的には华妃組に勝利したわけです。しかし、华妃組も黙ってはいません。
ある日、皇帝の前に同席した曹贵人と甄嬛なのですが、曹贵人は、皇帝が、自分は果亲王であると偽って甄嬛と接したとき、甄嬛は2枚目として有名な果亲王に心を動かされたのであって、皇帝自身に惹かれたわけではなかろう--と、そんなことをあてつけます。
しかし、なんで曹贵人がこんなエピソードを知っているのかと、甄嬛と槿汐はいぶかります。その現場に居あわせたのは流朱ですが、甄嬛と槿汐も、流朱がそんなことを外部にもらす女の子ではないと考えます。
実のところ、曹贵人が言う”甄嬛の果郡王についての思い”は、なかなか核心をついているわけです。そして、四阿哥-雍正とは、もともと疑い深い性格なので、甄嬛の真心を疑いはじめます。
曹贵人の娘のお誕生日パーティこそは、华妃組の逆襲のはじまりだったのでした。
华妃組は、甄嬛に下手な舞いを躍らせて皇帝の寵愛を失わせる作戦は失敗したものの、华妃自身の復活には成功します。さらには、ここで眉庄の懐妊を祝福したのも、次の一手のための伏線なのでした。
そんなことには気付かない甄嬛は、自分たちが勝ち続けているかのように思ってしまいます。
しかし……。
安陵容のパパの困難については、なんとか皇帝を説得できた甄嬛でしたが、眉庄の困難については、さすがに皇帝に何も言えません。
なお、甄嬛は、はじめて四阿哥と出会います。このときの四阿哥はまだ子供ですが、この出会いは、後々重要な意味を持ってくるようです。
ラベル《甄嬛传》 --目次
1 后宫・甄嬛传 2011(1)--最後の孙俪(スン・リー)
2 后宫・甄嬛传 2011(2) --登場人物と役者
3 后宫・甄嬛传 2011(3) --清朝後宮のしくみ
4 后宫・甄嬛传 2011(4) --孙俪传(スン・リー伝)
5 后宫・甄嬛传 2011(5) --名セリフ集1
6 后宫・甄嬛传 2011(6) --名セリフ集2
7 后宫・甄嬛传 2011(7) --名セリフ集3
8 甄嬛传 第1集-第5集 --甄嬛の病気
9 甄嬛传 第6集~第10集 --闘いのはじまり
10 甄嬛传 第11集~第15集 --華妃の斜陽と復活
11 甄嬛传 第16集~第20集 --浣碧の迷走
12 甄嬛传 第21集~第25集 --安陵容の憂鬱
13 甄嬛传 第26集~第30集 --“腹黑女”は日本語
14 甄嬛传 第31集~第35集 --仮面(差異と反復)
15 甄嬛传 第36集~第40集 --皇帝と甄嬛の陰謀
16 甄嬛传 第41集~第45集 --あっぱれ、流朱の死
17 甄嬛传 第46集~第50集 --戻ってきた笑顔
18 甄嬛传 第51集~第55集 --回宫(後宮再び)
19 甄嬛传 第56集~第60集 --小競り合いの応酬
20 甄嬛传 第61集~第65集 --二人のじゃじゃ馬
21 甄嬛传 第66集~第76集 --皇后,杀了皇后
・ 华妃の悪事発覚と復活
・ 甄嬛と果郡王との出会い
・ 安陵容のパパの危機
・ 沈眉庄の降格と幽閉
・ 甄嬛と四阿哥の出会い
といったところです。
しかし、最大の山場は、第13集における孙俪の舞いでしょう。
後宮では、曹贵人の娘・温宜公主のお誕生日パーティが開かれています。温宜が皆から祝福されるとともに、身ごもった沈眉庄も祝福されます。
パーティを抜け出した甄嬛は、足を水につけて遊んでいるとき、ついに本物の果郡王と出会います。
パーティ会場に戻った甄嬛は、曹贵人から、亡くなった前の皇后“纯元(現在の皇后は纯元の妹)”が得意だった惊鸿舞を、甄嬛に踊ってみよという難儀な要求を突き付けられます。覚悟した甄嬛は着替えをして、眉庄の琴の音、陵容の歌にあわせて惊鸿舞を舞います。
心ない連中は甄嬛の舞いには新味がないなどとけちをつけるのですが、そのとき、果郡王が横笛を吹きながら会場に乗りこんできます。甄嬛は、果郡王の笛の音に霊感を受け、新たな惊鸿舞を創造して、皇帝からもほめられます。
孙俪の舞いが、とてもきれいなのは当たりまえです。
孙俪は、よく“科班出身”ではないと言われます。これは、“専門の学問を学び、その学問に関する職業についた人”というような意味のようです。孙俪は、“北影”とかで演技を学んで女優になったわけではありません。彼女は、踊り子出身なのです。というか、軍隊の踊り子だったのでした。
このシーンは、もちろんスタントなしで、孙俪自身が舞います。彼女がこのシーンをビシッと決め、撮影が終わったときには、役者とスタッフ全員から拍手がわきあがったそうです。
さて、第11集と第12集は、お笑い仕立てです。余答応が甄嬛に毒を盛ったいきさつの黒幕を突き止めるために、甄嬛たちは幽霊事件を演出します。この結果、丽嫔は気がふれてドラマから退場します。
華妃の悪事が発覚し、 華妃は辺鄙な場所に引越しさせられ、権力が極端に制限されます。华妃は後宮のあれこれの管理者だったわけですが、皇后は、眉庄に华妃の仕事を引き継がせようとします。
そんなわけで、甄嬛組が、瞬間的には华妃組に勝利したわけです。しかし、华妃組も黙ってはいません。
ある日、皇帝の前に同席した曹贵人と甄嬛なのですが、曹贵人は、皇帝が、自分は果亲王であると偽って甄嬛と接したとき、甄嬛は2枚目として有名な果亲王に心を動かされたのであって、皇帝自身に惹かれたわけではなかろう--と、そんなことをあてつけます。
しかし、なんで曹贵人がこんなエピソードを知っているのかと、甄嬛と槿汐はいぶかります。その現場に居あわせたのは流朱ですが、甄嬛と槿汐も、流朱がそんなことを外部にもらす女の子ではないと考えます。
実のところ、曹贵人が言う”甄嬛の果郡王についての思い”は、なかなか核心をついているわけです。そして、四阿哥-雍正とは、もともと疑い深い性格なので、甄嬛の真心を疑いはじめます。
曹贵人の娘のお誕生日パーティこそは、华妃組の逆襲のはじまりだったのでした。
华妃組は、甄嬛に下手な舞いを躍らせて皇帝の寵愛を失わせる作戦は失敗したものの、华妃自身の復活には成功します。さらには、ここで眉庄の懐妊を祝福したのも、次の一手のための伏線なのでした。
そんなことには気付かない甄嬛は、自分たちが勝ち続けているかのように思ってしまいます。
しかし……。
四阿哥との出会い |
なお、甄嬛は、はじめて四阿哥と出会います。このときの四阿哥はまだ子供ですが、この出会いは、後々重要な意味を持ってくるようです。
ラベル《甄嬛传》 --目次
1 后宫・甄嬛传 2011(1)--最後の孙俪(スン・リー)
2 后宫・甄嬛传 2011(2) --登場人物と役者
3 后宫・甄嬛传 2011(3) --清朝後宮のしくみ
4 后宫・甄嬛传 2011(4) --孙俪传(スン・リー伝)
5 后宫・甄嬛传 2011(5) --名セリフ集1
6 后宫・甄嬛传 2011(6) --名セリフ集2
7 后宫・甄嬛传 2011(7) --名セリフ集3
8 甄嬛传 第1集-第5集 --甄嬛の病気
9 甄嬛传 第6集~第10集 --闘いのはじまり
10 甄嬛传 第11集~第15集 --華妃の斜陽と復活
11 甄嬛传 第16集~第20集 --浣碧の迷走
12 甄嬛传 第21集~第25集 --安陵容の憂鬱
13 甄嬛传 第26集~第30集 --“腹黑女”は日本語
14 甄嬛传 第31集~第35集 --仮面(差異と反復)
15 甄嬛传 第36集~第40集 --皇帝と甄嬛の陰謀
16 甄嬛传 第41集~第45集 --あっぱれ、流朱の死
17 甄嬛传 第46集~第50集 --戻ってきた笑顔
18 甄嬛传 第51集~第55集 --回宫(後宮再び)
19 甄嬛传 第56集~第60集 --小競り合いの応酬
20 甄嬛传 第61集~第65集 --二人のじゃじゃ馬
21 甄嬛传 第66集~第76集 --皇后,杀了皇后
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