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ラベル《聊斋志异/聊斎志異》に属するブログ3
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2005年のテレビドラマ《新聊斋志异》では、最初に語られるのが《画皮》でした。《聊斋志异》の中で、この物語はけっこう有名なのでしょう。
赵薇(ヴィッキー・チャオ)と周迅(ジョウ・シュン)という2大女優が共演した映画が《画皮》 2008 です(日本では今年[2012年]公開されたようですが、中国では《画皮Ⅱ》がこの夏公開されました)。
赵薇が妖精yāojingを演じたら、お笑いタヌキ御殿ものになってしまうわけですが、しかしタヌキの化け物は中国にはいないので、妖精は周迅が担当しています。
“四大花旦”という言葉があります。当代四大女優みたいな意味です。70后な赵薇、章子怡、周迅、徐静蕾の4人が“四大花旦”です(ぼくは徐静蕾がどんな子なのか知りません)。しかしこの4人は、もはやけっこうなおばさんになってしまいました。
で、80后な四大女優を“四小花旦”と呼び、黄圣依、杨幂、王珞丹、刘亦菲というメンバーだそうです。
“四大花旦”のメンバーは固定されているようですが、“四小花旦”のほうは流動的なようです。杨幂と刘亦菲の2人は固定でも、あとの2人は刘诗诗と唐嫣と書かれていることもあります。
え。刘亦菲+杨幂+刘诗诗+唐嫣の4人って、《仙剑》の4人ということであって、この4人をもって“四小花旦”とした人は《仙剑》のファンなのでしょう。
ぼくは《越光宝盒》 2010 を見て、孙俪に恋してしまったので、孙俪を“四小花旦”に入れてあげたいと思います。82年生まれと、世代的にちょっと半端な80后なのと(もう30歳だし…)、すでに既婚子持ちのため、花旦に入れてもらえないのかもしれません。もちろん、絶対に入れてあげたくないのは刘诗诗です。
《画皮》には孙俪が出ています。70后な2大女優に、80后な孙俪がたった一人で女優としての戦いを挑むという構図になると思います。
ぼくは、孙俪が、赵薇と周迅というおばさん女優を、若さで軽々と乗り越えていく輝きを期待していたのですが、孙俪は地味な演技に徹しています。それはそれで、とても好感が持てると思います。
彼女が演じる降魔者--ゴーストハンター--夏冰が登場すると、重苦しい映画が軽くなり躍動感が出ます。
越光宝盒 |
「画皮(Painted Skin)」主題歌
画皮MV(周迅 陈坤版)
実は、孙俪はデビュー前に、赵薇主演のテレビドラマに出たことがあります。《情深深雨蒙蒙》 2000 というテレビドラマで、軍隊の文芸工作団の仲間といっしょにバックの踊り子として登場したのでした。これについて、孙俪はこんなことを言っています。
孙俪不介意曾给赵薇伴舞 觉得这是种缘分
“別に気にしていないし、それも縁のひとつでしょ”とのことですが、それから8年後、《画皮(画皮 あやかしの恋)》 2008 で、赵薇と周迅と共演できたのはとても光栄なことだとも言っています。
“ラベル《聊斋志异》に属するブログ--目次”
1 聊斋志异と志怪ドラマ
2 新聊斋志异之小倩 2005 --胡歌+杨幂
3 画皮 2008 --周迅・赵薇 vs 孙俪
4 テレビドラマ 画皮 (千年の恋) 2011 --杨幂(6-10)2011
5 画壁 2011 (1) --スン・リー+ダン・チャオ
6 画壁 2011 (2) --孙俪 vs 郑爽
7 画皮Ⅱ 2012 --杨幂:私も愛を理解したの!
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