香港の代表的なアイドルと言えばツインズである--などという認識は、現在(2013年1月)においてはあきらかな錯誤です。
どんなことが言いたいのかというと、例えば昨年(2012年)日本で公開された 《让子弹飞》 の紹介記事において、宇田川幸洋 とかいう人(松竹とつるんで、面白くも楽しくもないホウ・シャオシェンの映画を絶賛した犯罪者)が、今さら张艺谋とか陈凯歌について語らなければならないというのは、あまりに時代錯誤すぎるというようなことです。たとえば
热浪球爱战 2011
という映画があります。
ベイラン湾という、人々がのんきに暮らしている小さな村があります。ここで育ったシャロン(Sharon)とレイチェル(Rachel)の姉妹は、おじさんの食堂で働いています。ときにはおじさん夫婦からカンフーを習うこともありますが、彼女たちがより大好きなのはビーチバレーです。
ベイラン湾の隣の地区には、お金持ちのブー家が住んでいます。ブー夫人にはナタリー(Natalie)とナターシャ(Natasha)という娘、そしてティム(Tim)という息子がいます。ブー家は、ベイラン湾を地上げして、ここをリゾート地として開発しようとします。
ベイラン湾の人々は、ブー家の策謀に反発します。この問題の決着は、シャロン+レイチェル vs ナタリー+ナターシャのビーチバレー対決で決めようということになります。シャロンとレイチェルは、カンフーを特訓し、ナタリーとナターシャはタイ式カンフー(キックボクシング)を特訓します。
こうして少林サッカーならぬ少林ビーチバレー決戦が開催されるのですが、シャロンはブー家のティムとラブラブになってしまうという波乱などもあり、さあ、この決戦の行方はどうなるのでしょうか。
シャロンとレイチェルのおじさん夫婦は、周星驰の 《功夫(カンフーハッスル)》 における、その後の杨过と小龙女を継承しているといっていいでしょう。
周秀娜 |
おばちゃまだけでは寂しかろう--というわけかどうかは知りませんが、《西游·降魔篇》 には80後な女の子も出ているようです。それが、この映画でシャロンを演じている周秀娜(Chrissie Chow)です。
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Jessica C |
《西游·降魔篇》 だって大陸映画として位置づけられるわけですが、これは香港映画です。永遠に日本で公開されることはないものの、おバカで元気な香港映画が復活しつつあるのかもしれません。
さあ。彼女たちののびやかな肢体を、たっぷりと楽しみましょう。
《热浪球爱战》主题曲MV 周秀娜比基尼火辣演绎
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