2012年3月25日日曜日

第601个电话 2006 --胡歌+张柏芝



第601个电话(601番目の電話番号)》 はセシリア・チャンが出ていますが、香港映画ではありません。制作は上海电影集团公司です。そんなわけで、胡歌と张柏芝という妙な組み合わせが成り立ったのでしょう。

この映画の主人公は、こんな3人です。

易淑--周笔畅
晓文--胡歌(フー・ゴー)
天佑--张柏芝セシリア・チャン

はじまりかたは、とてもいいと思います。

中国では戸籍登録などは、警察(中華人民共和国公安部)の担当です。広告代理店で働いている易淑(イーシュー)は、警察の戸籍受理(課)にやってきます。

彼女は戸籍受理(課)の担当者に説明します。わたしの人生はまるでついていない。数日前には、マンホールに落っこちて、ようやく這い上がってきたら、散水車の水でずぶ濡れになってしまった。昨日、外滩(ワイタン)に行ったら、彼氏が会社の同僚とデートしていた。これまで何人かのボーイフレンドとつきあったけど、みんな会社の同僚に奪われてしまった。もう、わたしは易淑(イーシュー)という名前を名乗りたくない。お願いです。どんな名前にしたらいいのか、教えてください。

易淑(イーシュー)はタクシーに乗って、運転手に自分の身の上を嘆くのですが、この運転手が郭德纲です、この人は、相声のとても有名な人です。





郭德纲 于谦 我要穿越


天佑(ティエンヨー)は人気絶頂の女性アイドルですが、彼女は自分は歌手であってアイドルではないと考えていて、アイドルをやめようと決意します。

バンドをやっている晓文(シャオウェン)は、天佑(ティエンヨー)の大ファンのひとりです。実は、彼は白血病を患っていて、残された人生は多くはありません。

そんなとき、スター600人の電話番号がネットで漏えいしてしまう事件が起こります。易淑(イーシュー)と天佑(ティエンヨー)の電話番号は1つだけ番号が違っていたため、易淑(イーシュー)の電話(すなわち601番目の電話番号)に、天佑(ティエンヨー)あての電話がたくさんかかってきます。晓文(シャオウェン)も、天佑(ティエンヨー)に電話しようとして、間違って易淑(イーシュー)に電話してしまいます。

このあたりまではあれこれ期待させてくれるのですが、あとはどんどん最低になっていきます。

とはいえ、胡歌+张柏芝という組み合わせが成り立ってしまった映画として、経典な映画のひとつに数えてもいいように思います。

杨幂は《北京童话》 2004 で白血病の少女を演じ、杨幂と胡歌がテレビドラマ《新聊斋志异之小倩》 2005 で、チャイニーズゴーストストーリー《倩女幽魂》の原作である《聂小倩》を描くドラマで共演したあと、胡歌はこの《第601个电话》で白血病の男の子を演じたわけです。

このあとこの二人はあれこれの事情でともに整形手術を行ない、すでにテレビドラマ《仙剑奇侠传1》 2004 で紅くなっていた胡歌と、テレビドラマ《神雕侠侣》 2006 で赤くなりつつあった杨幂は、テレビドラマ《仙剑奇侠传三》 2010 で再び出会い、空前絶後の物語をつくってしまった--そんな歴史を語ることもできるわけです。

ならば、张柏芝はどうなったのか。それはそれで、別の物語があるのでしょう。

ぶさいくなヒロインを演じる周笔畅は、歌手だそうです。

Anh có nghe không.flv


周笔畅 胡夏《因为爱情》

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