2013年12月25日水曜日

新天龙八部 2013 | 爆発するラブストーリー!



2013年の年末、新しい  《天龙八部》  が始まった。うふふふー。第二集を見ていたら、中国の女の子がLINEで電話をかけてきた。友達が遊びに来ているんで、友達とちょっと話して見る? と言う。

彼女は日本語専攻の学生だけど、その友達はIT系の専攻なので日本語は一切できないという。彼女に「没问题。反正我不会中文」と言って、彼女の友達としゃべりはじめた。「今、中国のドラマを見ている」と言ったら、「《天龙八部》 でしょ」と当てられてしまった。

「イケメンがたくさん出てるでしょ」「钟汉良韩栋?」「うんうん。それに金起范は韓国のアイドルなのよ」と教えてくれた。「日本のアニメが好き」というので、アニメじゃないけど 《安堂机器人(安堂ロイド)》 を勧めておいた。

新天龙八部 2013

今年(2013年)のはじめ 《新笑傲江湖》 が始まったときは、どかーんと人気になると同時に、あれこれ突っ込まれていました。金庸ドラマの宿命で、この 《天龙八部》 も突っ込まれまくっているけど、どか~んという人気にはなっていないようです。でも、注目度とか視聴率は悪くないようです。

どんな突っ込まれ方をしているのか、ちょっと見てみましょう。


ドラマの冒頭で乔峰(钟汉良)が出てくるや、スケボーに乗って滑走するだと。監督、あんたほんとにスポーツ選手出身なのかよ
“还有乔峰,一上场就踩滑板出现的啊!导演你真的不是运动员出身吗?”

(马夫人が風呂場で露骨に乔峰を誘惑するのですが)马夫人の誘惑は原作ではもっと微妙な表現だろ。なんでこんな露骨に描くんだ。俺たちが頭を使わなくても筋を追えるようにしてくれるってわけか? 監督よ。ごくろうなこったい
“马夫人的挑逗,原著里讲得很隐晦,干吗要拍得这么明白?是想让我们不动脑子就能清楚剧情吗?导演,您老辛苦了。”

段誉(金起范)と钟灵が蛇を追っかけて、蛇が川に逃げてしまうと、钟灵は泳げもしないのに川に飛び込む。段誉も川に入って、钟灵と水中キスしやがる。俺は思うけど、これじゃ金起范(キム・キボム)がかわいそすぎるだろ
“昨晚看了不到10分钟新版《天龙八部》,段誉跟一个双眼皮很诡异的姑娘抓蛇,然后姑娘莫名其妙不会游泳还跳水,然后段誉就下水接吻,我估计金起范都受不了这种剧情吧。”

公子(段誉)。どうして白い衣装じゃないんだよ。それって蒼バエ色じゃないか
“公子你为何不是白衣飘,而要裹一身苍蝇绿?”

メロドラマが多すぎる。马夫人の誘惑とか段誉と钟灵のキスとか、段誉と木婉清に至っては……原作には、人を魅了する武侠魂があるだろ。このドラマには、それがどこにもない!
“感情戏也太多了点。不仅有马夫人的挑逗,还有段誉和钟灵的吻戏,以及段誉和木婉清……但是,原著里最让人着迷的江湖侠义呢?找不到!”

(乔峰=钟汉良の格好が)汚すぎ! 他の丐帮の連中と比べたって汚すぎでしょ。
“太脏!看着比丐帮其他人都脏!”。


金庸ドラマにすとんとはまるのは、実はけっこう難しいものです。物語の前提がけっこうくどい場合もあれば、最後までしょうもないドラマであることも少なくないからです。はまってしまえば、後は一気呵成に見るしかありません。

じゃあ、この 《新天龙八部》 は、いったいどうなのよ?

イケメンのあれこれについては、ご専門の方におまかせしますが、女優のチョイスはいいと思います。钟灵こそはやんちゃな役柄なので丸顔ですが、他の女優さんたちはだいたい瓜子脸(瓜実顔)です。ぼくは、好きなんです。面長の女の子!

木婉清にいたっては瓜子脸というより長方形顔ですが、ぼくはこの顔好きです。演じているのは赵圆瑗という90後な女の子です。蒋欣よか、ずっといいでしょ。蒋欣というか华妃な木婉清だったらいくらでも我慢できますが、この赵圆瑗には我慢できないかもしれません。

马夫人(张馨予)、この人はとびきり性感で、これからの活躍が楽しみです。段正淳の奥様とか王夫人とか、おばさまどころもまずまずです。

問題は王语嫣でしょう。第5集でいよいよ登場します。刘亦菲と比べるのはかわいそうとはいえ、ちょっとなあ……。この子は問題かもしれません。angelababyとか、引っ張り出しちゃえばよかったのにね。

angelababyは 来年(2014年)に放映される《云中歌(大汉情缘之云中歌)》 で初めてドラマの主演をします。これは于正が直接シナリオを書いているわけではありませんが、于正工作室の作品です。于正はなんか計画してるのかな。

この他にも、このドラマにはあれこれの美女が出てきますが、ちょっと気になるのは阿朱と阿紫を同じ女優が演じることでしょうか。


ぼくは、いわゆる武侠ファンという人たちがどうも苦手です。「我々武侠ファンは 《新笑傲江湖》 を“お笑い江湖”と呼んで楽しんでいる」と言われたことがあります。唖然としました。《笑傲江湖》 って、そもそも“お笑い江湖”という意味でしょ。

いわゆる武侠ファンという人たちは、武功シーンの出来にこだわって、それを評価すれば、それですべては終わりみたいなところがあるように思います。

カンフーファンだって、同じような存在です。《一代宗师》 について、アップばかりのカンフーシーンなんてカンフー映画じゃない……みたいな意見をいくつか見かけたように思います。

ぼくは、そういうことについては一切興味はありません……なんだけど、この 《新天龙八部》 は、限られた予算の中で、武功シーンこだわっています。

すばらしい出来だとほめたいわけではありませんが、垂直の動きを多用してスピード感というか凄さ感を出そうとしています。金庸ドラマに“そんな技ってあり得ねえ”と言っても意味はないでしょう。

もうひとつの垂直の動きが、風呂から垂直に舞い上がったり、川や海の中に落ちたり、崖から落ちることです。木婉清なんて顔を見せるのがいやなだけで、崖から飛び降りてしまいます。あと誰と誰が落っこちていくのでしょうか。


《天龙八部》 は、ぐちゃぐちゃな物語です。ぼくは、金庸の小説は時期的に3つに分けられると思っています。はじめの時期がデビューから 《神雕侠侣》 まで、最後の3つ目が 《笑傲江湖》 と 《鹿鼎记》 を書いた時期です。

その中間を、ぼくは混乱期と呼びます。とにかく、どれもぐちゃぐちゃな物語です。そんなぐちゃぐちゃ小説の代表作が 《天龙八部》 と言っていいでしょう。実際の小説は読んだことはありませんが。

さあ。このドラマでは、これ以降、どんなぐちゃぐちゃぶりを見せてくれるのでしょうか。

あと、《新笑傲江湖》 でもそうだったように、過去の金庸ドラマの痕跡を見つけるのも楽しみのひとつでしょう。第一集冒頭のスケボーのシーンだって、どこかで見たことがあるはずです。蛇をつかまえようとしている女と男との出会い……一瞬、違うドラマを見ているような感じにもなります。


さて、このドラマで虚竹を演じるのが韩栋です。イケメン話がしたいわけではありません。韩栋は 《新笑傲江湖》 で、田伯光を演っていた人です。

で、韩栋が次のドラマで韦小宝を演じるのが 《鹿鼎记》 です。もう予告映像も出回っているので、そう遠くない時期に見られるかもしれません。

そして、たぶん来年の後半には 《神雕侠侣》 が見られるように思います。ぶははは~。

《天龙八部》17分钟超长片花 钟汉良演乔峰霸气侧漏


2014華策版《鹿鼎記》首版片花


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