2014年6月1日日曜日

古剑奇谭(古剣奇譚) 2014|杨幂、古装に帰ってくる!

▼


今(2014年)6月ですが、いよいよ7月2日から

古剑奇谭 2014

の放映が始まります。于正の 《新神雕侠侣》 が今年(2014年)放映されなければ、今年最大の話題作と言っていいでしょう。 《仙剑三》 の杨幂が、やっとこさ古装戏に戻ってきたのです。

ネットゲームを元にしたドラマと言えば唐人(上海唐人电影制作有限公司)の

《仙剑一》
《仙剑三》

ですが、このドラマもゲームが原作です。しかし、ネットゲームが原作ではありません。ネットゲーム原作のドラマは、すでに禁止されているからです。

そんなわけで、このドラマのおかげで、どんなゲームであろうとゲームを原作とするドラマは禁止される可能性もあるようには思います。

《古剑奇谭》 の官方微博は、 《仙剑三》 など、このタイプのドラマを単なる “古装戏” ではなく “仙侠剧” と呼んでいます。《仙剑三》 をちょっと思い出してみましょうか。

《仙剑三》 を見ていない人にとっては、《古剑奇谭》 を見たがっているぼくたちが予想している雰囲気を理解してもらえるでしょう。

生生世世爱 - 仙剑奇侠传三MV


此生不换 - 仙剑奇侠传三MV


忘记时间 - 仙剑奇侠传三MV



“仙侠剧”とは、運命のいたずらであれこれの人々があれこれ転生しながら、時と場所をあちこち超越して展開するファンタジードラマです。

というわけで、なんだかんだ話題になっているので 《古剑奇谭》 を見ようと思っているけど、《仙剑三》 を見ていない人は 《仙剑三》 は必見です。

できれば 《仙剑一》 も見てください。そうじゃないと 《仙剑三》 の最後のオチというか、最初の謎がわからないからです。

ついでに、 《金玉良缘》 も見ておくといいと思います。 《仙剑三》 の主役はもちろん胡歌と杨幂なのですが、一方で 《仙剑三》 を盛り立てたのが霍建华と唐嫣だからです。

■

唐人は、偽りの刘诗诗人気にこだわり 《轩辕剑之天之痕》、《步步惊情(步步惊心2)》 など、ことごとく失敗続きです。

そんな状況の中、横からズコーンと殴り込みをかけてきたのが、この 《古剑奇谭》 というわけです。

このところの中国ドラマは、若手イケメンを大量投入する傾向にあるわけですが、このドラマでもそれはそうなのでしょうが、ぼくたちにとって何よりうれしいのは、若手女優陣も大量投入されていることです。

しかし、いくつか心配もあります。予告編を見ていると、杨幂が積極的に武功をやっているのがそのひとつです。杨幂に武功は似合いません。杨幂に武功をやらせて失敗した映画が、なんの間違いだか、日本でも公開されたらしい 《大武当》 でした。

中国映画を配給する日本の配給会社の選択眼には、つくづく頭が下がります。ぼくたちは、それが中国映画の現在なのだなどと、つくづくも誤解してはいけません。

もうひとつは、この 《古剑奇谭》 にお笑いどころはあるのか? という問題です。《仙剑三》 は数々の悲劇も描かれますが、基本的にはお笑いとして成り立っていました。ひょっとすると 《古剑奇谭》 はお笑いではないかも? あるいはお笑い度が弱い可能性もあるように思います。

■

《仙剑三》 同様、《古剑奇谭》 もあれこれ複雑な展開が予想されるので、百度百科の記事をもとにして、どんなキャラクタが登場するのかを、おおざっぱに予習しておきましょう。

中国の人たちはネタバレがどうのこうのと気にすることなどないので、さわりだけ読んでみます。自分のためにも……。

読んだところで何が何やらさっぱりわからないのですが、わからないながらもなんとなくおおざっぱにはわかるようにも思います。もちろん、どこまで本当かどうかは知りません。

特報は、《仙剑》 系列と言えば、ドラマのはじめのほうでゾンビのエピソードが展開することですが、この 《古剑奇谭》 でもゾンビエピソードが語られる模様だということです。

■百里屠苏(李易峰)

“琴心剑魄”之剑魄,古剑奇谭灵魂人物。原名韩云溪,太子长琴半身。幼时经历灭族之灾,本来已死去,但因体内被封进了太子长琴一半魂魄而得以死而复生。身怀凶剑焚寂的煞气,在某次煞气发作中被紫胤真人所救,后拜入昆仑山天墉城,以“屠绝鬼气,苏醒人魂”之意更名为“百里屠苏”。

魂魄húnpò:魂
灭族mièzú:一族皆殺しにする
复生fùshēng:復活する
煞气shàqì:凶悪な表情、恐ろしい形相;邪気

(“琴心剑魄”の剑魄で、このドラマの主役。本来の名前は韩云溪で、幼いとき一族皆殺しにされたので一度は死んだ。しかし、体内に太子长琴の半分の魂が入っていたため生き返る。強力なパワーを持つ聖剣“焚寂”のおかげで何度も発作に襲われるが、あるとき発作中に紫胤真人に助けられる。後に昆仑山の天墉城派に入門し、名前を“邪気を払い人間として覚醒する”という意味で“百里屠苏”とする)

ぼくは特に男優に興味はないのですが、百里屠苏を演じている李易峰という人は“第一代国民校草”だそうです。“校草”というのは学校のなかで最もハンサムな男の子という意味です。国民校草となれば、中国でもっともハンサムな男の子ということになります、

“第二代国民校草”が李冲聪、“第三代国民校草”が董晨だそうです。そのうち、彼らにもお目にかかることがあるのでしょう。

■韩休宁(李小璐)

南疆乌蒙灵谷中的大巫祝,屠苏的母亲。有着最虔诚的女娲信仰,责任心大于一切,对上古女娲流传下来的传闻和族人的使命深信不疑。

巫祝wūzhù:古代称事鬼神者为巫,祭主赞词者为祝
虔诚qiánchéng:敬虔な
大于dàyú:~を上回る、~よりも大きい
流传liúchuán:流布する、伝わる
传闻chuánwén:伝聞する、伝え聞く
深信shēnxìn:深く信じる

(南疆の乌蒙灵谷における大巫祝であり、屠苏の母。女娲信仰に敬虔)

李小璐は1981年生まれのおねえさんで、最近では冯小刚の 《私人定制》 に出ています。

■红玉(陈紫函)

上古庆枫族族人,紫胤真人的剑灵,宿体为古剑·红玉。在百里屠苏离开昆仑天墉城后,奉命随行保护。

(古代の庆枫族で、紫胤真人の剣霊である。百里屠苏が昆仑天墉城を出たあと、屠苏に同行して彼を守ることを命じられる)

このおねえさんが誰かというと、日本語で言うと 《神雕侠侣》 2006 の郭芙です。郭芙は憎まれ役ですが、昨年(2013年)の 《天天有喜》 では愛すべき八姐をやっていました。

《新天龙八部》 では、客串として乔峰のママを演じていました。

■襄铃(郑爽)

青丘之国国主九尾天狐与人界女子所生,半人半妖。为报恩跟随在百里屠苏身边。由南疆紫榕林榕爷爷抚养,在山林间无拘无束长大,娇俏可爱。

跟随gēnsuí:従う、ついていく
无拘无束wú jū wú shù:なんのこだわりもない
娇俏jiāoqiào:美丽俊俏

(青丘国の国王九尾天狐と人間の女の間に生まれた半人半妖で、恩返しのため百里屠苏のお供をする。南疆の養父の元で育てられた。田舎ですくすく育ったので。天真爛漫で可愛い)

郑爽はそれなりに有名で人気もあるのですが、未だ決定打がありません。このドラマでのおバカぶりがびしっと決まっているといいなあと思います。

このブログでは郑爽ものとして 《画壁》 を見ています。また、半人半妖ものとしては 《犬夜叉》 をパクった 《灵珠》 がありますが、ぼくはけっこう好きです。

■瑾娘(王一淼)

江都最大青楼花满楼的老板娘,江都第一美人,身家不菲。精于占卜之术,更有“天眼通”的异能,乃是“大隐于世”的江湖高人。

身家shēnjiā:本人とその家庭;出身、家柄
不菲bùfěi:値段が高い、報酬が手厚い
占卜zhānbǔ:占う
天眼通:佛教中所称述的特殊视觉能力

(江都で最大の妓楼、花满楼の女将であり、江都一の美女。占いに長け、超視覚能力もあり、世捨て人として江湖に生きている)

ぼくは、このおねえさんにははじめてお目にかかります。わあ! 美人ではありませんか。

■风晴雪(杨幂)

整个故事从开始到结束的见证者。来自地界幽都,心却明媚如旭日暖阳。大哥为幽都娲皇神殿“十巫”之一的巫咸,风广陌。奉命寻兄而来到人间,邂逅百里屠苏,陷入了焚寂的宿命纠葛。

见证jiànzhèng:証拠品、証人;証人になる
幽暗yōu'àn:ほの暗い、薄暗い
无边wúbiān:果てしがない、限りがない
地界dìjiè:土地の境界;場所
明媚míngmèi:明媚である;目がきらきらしている
旭日xùrì:朝日、朝の太陽
巫wū:巫女、祈禱師
邂逅xièhòu:邂逅する
陷入xiànrù:陥る;ふける、没入する
纠葛jiūgé:いざこざ、もめごと

(地界の幽都からやってきた、この物語のすべてを見届ける者。兄は幽都の娲皇神殿の十巫の一人で位は巫咸、名前は风广陌。彼女は兄探しを命じられ人間世界にやってきたのだが、百里屠苏と出会い、聖剣・焚寂の宿命が巻き起こす波乱に巻き込まれる)

まず注目すべきはというか、とりあえず笑ってしまうのは晴雪という名前です。 《宮》 の晴川+ 《仙剑三》 の雪见ということです。

テレビドラマ 《宮》 の後、杨幂は主な活躍の場を映画においています。ろくでもない作品ばかりに出ているわけですが、作品の出来はともかく、昨年(2013年) 《小时代》 が大ヒットしたことはとても良かったことだと思います。

杨幂は、6月1日、儿童节に女の子を無事出産しました。

このドラマが今年(2014年)6月19日放映開始、そして邓超と共演している映画 《分手大师》 が6月27日公開です。この映画は、いずれ見てみましょう。

邓超は監督も担当していて、どんなお笑いを見せてくれるのか楽しみです。ついでに、孙俪もちょこっと出ているようです。

現代劇の杨幂は、ただのきれいなおねえさんに堕落してしまうのですが、この映画では、もしかしたらちょっと違う杨幂が見られるかもしれません。

■风广陌(高伟光)

是幽都“十巫”之一的巫咸。奉女娲之命前往乌蒙灵谷增强焚寂封印。但因为欧阳少恭与雷严的争夺关系,他受到焚寂之力力量冲击,失去记忆,

(幽都の“十巫”の一人で巫咸。女娲の命で聖剣・焚寂を封印するために乌蒙灵谷に行く。しかし、少恭与と雷严が焚寂を奪い合い、おかげで风广陌は焚寂のパワーで記憶を失ってしまう)

■欧阳少恭(乔振宇)

“琴心剑魄”之琴心,青玉坛丹芷长老。
《古剑奇谭》悲情人物,第一反派。温文尔雅,精通音律,精于炼丹制药之术。前世为天界第一乐师太子长琴,今生只有一半魂魄,另一半被铸进焚寂之中,成为焚寂剑灵。他使用渡魂之术跳脱轮回,在漫长时光中经历太多悲欢离合,渐渐迷失自我。

反派fǎnpài:悪役、敵役
温文尔雅wēn wén ěr yǎ:立ち居ふるまいが穏やかで上品である
精于jīngyú:詳しい、精通している
乐师yuèshī:楽師、音楽の演奏に従事する人
漫长màncháng:長々と続くさま
迷失míshī:道や方向などを見失う
毁huǐ:壊す、損ねる;焼き尽くす
压抑yāyì:抑圧する、抑えつける
悲欢离合:伤心,悲哀

(“琴心剑魄”の琴心であり、青玉坛派の丹芷长老である。このドラマ最大の悪役である。上品で音楽に詳しく薬を作る術も持つ。前世は天界随一の楽師、太子长琴であるが、半分の魂しかない。残りの半分は焚寂を鋳造する際に焚寂の中に入った。彼は渡魂の術を使って輪廻を繰り返し、果てしなく長い時間のなかで多くの悲劇を味わい、次第に自分を失っていく)

■巽芳(钟欣潼)

蓬莱国公主,美丽善良,为欧阳少恭前世妻子,太子长琴转世后,巽芳为寻找丈夫来到中原。

转世/转生:転生する、生まれ変わる

(蓬莱国のお姫様であり、美しく善良。欧阳少恭の前世の妻。太子长琴が転生した
後、巽芳は夫を探すために中原にくる)

名前を良くみてください。钟欣桐ではなく钟欣潼です。改名したのは、つい最近のこと(たぶん2014年5月)のように思います。《灵珠》 で主演を演じたのが钟欣桐でした。

艳照门の後、钟欣潼の最も良きお友達が刘镇伟です。ついに刘镇伟は钟欣潼を使った映画 《蹴鞠》 を撮り始めました(2014年4月クランクイン)。《蹴鞠》 は、八门派のどこがナンバーワンであるのかを、サッカーで決着しようという物語のようです。


《蹴鞠》 では 《完美假妻168》 に引き続き、《快乐大本营》 主持人である何炅が主演します。刘镇伟は、“俺は何炅を第二の周星驰にするんだ” と息巻いています。

古天乐が、秦朝(成立の手前で)でサッカーをやったテレビドラマが 《寻秦记》 でした。

■雷严(李耀景)

青玉坛武肃长老,性格暴烈凶残。入门早于少恭,在结识少恭之后,对其能力敬佩有加,跟随少恭左右,替他做了不少事情。但是雷严的梦想是复兴青玉坛,

敬佩jìngpèi:敬服する
分歧fēnqí:相違、食い違い

(青玉坛の武肃长老であり性格は凶悪だ。青玉坛に入門したのは少恭より早いが、少恭の能力に敬服し、少恭に代わって多くのことをしでかす。雷严の夢は青玉坛の復興である)

■尹千觞(高伟光)

放浪不羁的酒鬼,来历成谜,少恭之友

放浪不羁fàng làng bù jī:形容人不受约束或放纵任性

(尹千觞は、勝手気ままに生きる大酒飲みで、少恭の友人であり、来歴は不明だ)

《仙剑三》 では一人の役者が複数のキャラクタを演じていたわけですが、このドラマでもそうなっているのでしょうか? 《仙剑三》 では、それは転生の結果だったわけですが、このドラマでもすべてがそうなのか、今のところ不明です。

■方兰生(马天宇)

琴川方家小少爷,屠苏、少恭之友。普通书生,家境殷实,父母健在,没有经历过任何挫折苦难。饱读诗书,随父亲学习过佛家法术,一直相信着世间神仙鬼怪的存在。为了逃婚而离开琴川。

家境jiājìng:家計、家の暮らし向き
殷实yīnshí:裕福である
挫折cuòzhé:挫折する;気をそぐ、気落ちさせる
苦难kǔnàn:苦難、苦労と災難
饱读bǎodú:大量に読む

(方兰生は琴川にある方家のお坊っちゃまで、屠苏と少恭の友達。お金持ちで、父母も健在、苦労や挫折を味わったことのない書生。父から法術を習っているが、神仙や妖怪の存在を信じている。結婚をするのがいやで琴川を出る)

■方如沁(张檬)

方兰生的姐姐,琴川方家二小姐。统管家中大小事务,精明强干,主事有条理。管教弟弟非常严格,是兰生最害怕的一位姐姐,但也是和他最亲近的姐姐。

精明强干jīng míng qiáng gàn:頭脳明晰で実行力がある
管教guǎnjiào:しつける、教育する

(方兰生の姉であり、方家の二小姐である。方家の総務を仕切っており、頭も良い。弟のしつけには厳しく、兰生にとって最も怖い姉であると同時に、最も親しい姉でもある)

张檬は 《新天龙八部》 2013 では、良かったかどうかは別として、王语嫣という大役を演じていました。

今年(2014年)放映されるのかどうか、今のところ微妙な感じの 《鹿鼎记》 での役どころは双儿です。

■孙月言(张娜)

琴川第一富商孙家的千金,为人知书达理,贤淑善良。自幼体弱多病,家中请道士前来批命,道士说有前世缘分未断,建议孙家在她十六岁时抛绣球招亲,缘分到了,身体自然好起来。

知书达理/知书达礼:有文化,懂礼貌。形容有教养。
贤淑xiánshū:(女性が)気立てが優しくて賢い
抛pāo:投げる、ほうり投げる
绣球xiùqiú:薄絹で作った刺繡入りの手まり
招亲zhāo//qīn:婿をとる;入り婿になる

(琴川きっての富豪孙家のお嬢様で、教養がありおしとやか。幼いころから体が弱いため、道士を呼んで診てもらうと、前世との縁が断ち切られていないためで、16歳になったとき婿をもらえば、自然と体は良くなるだろうとのこと)

■孙奶娘(童彤/童荣庆)

孙月月,孙家小姐的奶娘。
(名前は孙月月といい、孙家のお嬢様孙月言の乳母)

童彤あるいは童荣庆という名前の女優さんのようです。それなりにおばさんなのでしょうが、けっこうきれいかもしれません。

■晋磊(马天宇)

兰生前世。晋磊是个忧郁、冷漠,又有些心狠手辣的人,贺家的养子,与其师妹贺文君从小一起长大,小时候便许诺过贺文君要娶她为妻。网友爱称:武林萌主、骑王。

忧郁yōuyù:憂鬱である
冷漠lěngmò:冷ややかである、無関心である
心狠手辣xīn hěn shǒu là:冷酷でやり口があくどい
许诺xǔnuò:承認する、承諾する

(兰生の前世。晋磊はふさぎがちで冷ややかであり、悪どい手口も使う。贺家の養子で妹弟子の贺文君と一緒に育ち、贺文君を妻にすることになっていた。网友が付けたニックネームは武林萌主、骑王)

■贺文君(张娜)

贺文君自幼体弱多病,但生活却较为幸福,有父母,还有师兄晋磊。

(幼い頃から体が弱いが、幸福に暮らしていた。父母がいて、さらには兄弟子の晋磊もいる)

ぼくには、张娜という名前の友達がいます。张娜と、こんな会話をしたことがあります。


■叶沉香(戚薇)

多年以前江湖上赫赫有名的叶家独女,自闲山庄的大小姐,晋磊的妻子。容貌俏丽娇艳,性格热情开朗、痴情专一,

生前shēngqián:生前、生きていた時
赫赫hèhè:輝かしい、赫々たる
俏丽qiàolì:美しい、あかぬけている
娇艳jiāoyàn:あでやかである
痴情chīqíng:ひたむきな愛情
专一zhuānyī:専一である

(江湖で名を轟かせた叶家の一人娘であり、自闲山庄のお嬢様。晋磊の妻となる。容姿端麗で性格は明るく一途)

■紫胤真人(张智尧)

昆仑山天墉城执剑长老,陵越、屠苏之师。已修炼成仙,道法高深,剑术绝伦。来历颇为神秘,所持宝剑多为自己铸造,身边有两名古剑剑灵,对各类古剑也有过人的见识和认知。性格内敛严肃、冷静稳重,外表看来不好相处,实际却是一位非常可靠的前辈,疼爱自己的徒儿,也懂得照顾晚辈,在门派中的声望很高。

绝伦juélún:比べるものがない
颇为pōwéi:かなり、きわめて
铸造zhùzào:鋳る、鋳造する
内敛nèiliǎn:考えや感情を表に出さない;含蓄に富む

(昆仑山天墉城派の执剑长老で、陵越と屠苏の師匠である。すでに仙人の域に達し、剣法は超絶。来歴は謎めいている。宝剣をたくさん持っていて、それらは自分で鋳造したものであり、二人の剣霊がいる。古い剣に対する知識も豊富である。冷静沈着で、一見付き合いにくそうだが、実際は頼りになる兄弟子だ。弟子や後輩を可愛がり、声望が高い)

■陵越(陈伟霆)

紫胤真人首徒,屠苏的大师兄。为人沉稳勤勉、有较强的责任心,很尊敬自己的师父,关照众师弟师妹,无论是在人品还是剑术方面都十分出众,是天墉城掌门和诸位长老都相当信任的年轻弟子。

为人wéirén:人となり
沉稳chénwěn:落ち着いている;平静である
勤勉qínmiǎn:励むさま、勤勉である

(紫胤真人の一番弟子であり、屠苏の兄弟子である。真面目で責任感が強く、師匠をとても尊敬していて、弟弟子妹弟子の面倒見もよい。剣術も抜きん出ている。天墉城の掌门もどの長老も陵越に信頼を置く)

■陵端(应俊)

昆仑天墉城弟子。屡次与百里屠苏等人作对,为人狂妄自大、心胸狭窄、手段残忍。

屡次lǚcì:たびたび、幾度も
作对zuò//duì:対立する;配偶者になる
狂妄kuángwàng:傲慢である
自大zìdà:横柄である
心胸xīnxiōng:度量;志

(天墉城派の弟子の一人。たびたび百里屠苏たちともめ事を起こす。傲慢で横柄で度量が狭く、手口も残忍である)

■芙蕖(迪丽热巴)

天墉城掌门之女,最小的弟子,按照辈分与屠苏是师兄妹关系,外表甜美,活泼聪颖,娇俏可爱。天墉城女弟子不多,芙蕖幼年刚入门时,被顽皮而又喜欢她的男孩子欺负,屠苏曾经出手帮过她。

聪颖cōngyǐng:聡明である

(天墉城掌门の娘であり、一番下の弟子なので芙蕖と屠苏の関係は师妹と师兄。可愛く活発で聡明。悪がきではあるが、実は芙蕖を好きな男の子が芙蕖をいじめていたとき、屠苏が助けたことがある)

古力娜扎
《轩辕剑之天之痕》 でデビューしたのが1992年乌鲁木齐生まれのウィグル族の古力娜扎です。古力娜扎は 《分手大师》 にも出ています。この迪丽热巴も1992年生まれのウィグル族です。

古力娜扎と迪丽热巴についてというか、ウィグルのどうのこうのについては、今、とやかく言いませんが、この二人については今後も注目しておきましょう。

《古剑奇谭》 片花 (杨幂,李易峰) [Official Trailer]


《古剑奇谭》 片花 (杨幂,李易峰) [Official Trailer]

2014年5月21日水曜日

金玉良缘(金蘭良縁) 2014|霍建华、《宫锁连城》 と 《步步惊情》 に勝つ

▼


“金玉良缘”というのは、《红楼梦》 における薛宝钗と贾宝玉の結婚にまつわるエピソードのことであり、越剧や映画、テレビドラマなどになっています。今では、お金持ちのおぼっちゃまとお嬢様のめでたい結婚というような意味でしょう。このドラマも 《红楼梦》 とは関係ありません。

ドラマのストーリーや登場人物については、こっちにあります。

金玉良缘 2014|超おバカ! 知能指数 0 !! 登場人物であらすじ

■

霍建华は昨年(2013年)自分の制作会社である华杰工作室を作り、その第一弾がこの

金玉良缘 2014

なのです。ならば、必ずやヒットを飛ばさなければなりません。霍建华がヒロインに選んだのは唐嫣です。

霍建华と唐嫣と言えば、《仙剑三》 の何度生まれ変わっても必ずや恋におちる二人です。胡歌と杨幂のカップルがドタバタなのに対し、霍建华と唐嫣は生真面目すぎなのが返ってお笑いネタになっていました。

それにしても、大胆な放映日を設定したものです。

宫锁连城 4月8日~5月4日
步步惊情 4月22日~5月7日
金玉良缘 4月21日~5月7日

必ずやなんだかんだ話題になる于正ドラマと上海唐人ドラマの一騎打ちに、《金玉良缘》 は真正面から殴り込みをかけたのです。

■

《宫锁连城》 は、《步步惊情(続・宮廷女官 若曦 ~輪廻の恋~)》 と 《金玉良缘》 の放送が始まると、百度风云の話題度ではちょっと後退し、《金玉良缘》 は 《步步惊情》 によく迫ったものの、首位を逆転するまでにはいたりませんでした。

ただし、こんな記録もあります。



大結局(最終回)が終わった後の5月10日、あるネット(搜狐娱乐)での視聴回数です。わずかではありますが 《金玉良缘》 が 《步步惊情》 を退けて1位です。中国はあまりに人が多いので、中国での視聴率というのが良くわかりません。やはりネットでの記録ですが、こんなのもあります(4月24日)。

江苏卫视的 《金玉良缘》 相比前一天上涨了26%,达到了0.83%;
(《金玉良缘》 の視聴率は前の日に比べて26%上昇して、0.83%になった)
“四爷”的 《步步惊情》 则比前一天下降了近10%,未过0.6%。
(《步步惊情》の視聴率は前の日に比べて10%下降して、0.6%に届かない)

■

現実には、《金玉良缘》 の一人勝ちと言っていいでしょう。《金玉良缘》 あるいは霍建华は、どんな手立てをもって 《宫锁连城》 と 《步步惊情》 に挑戦したのでしょうか。

《宫锁连城》 の大結局のころ、赵薇が新浪微博で、台湾で琼瑶と会って話しをして、おまけに琼瑶は 《致青春》 をほめてくれたという話しをしていました。

赵薇が何を言っているのかというと、琼瑶というおばちゃまは台湾の人気作家で、《还珠格格》 の原作者です。

《宫锁连城》 の放送が開始されるや、みんなが 《宫锁连城》 は 琼瑶の 《梅花烙》 のパクリだと騒ぎ始め、ついには琼瑶自身まで于正に抗議するだかしただかという話しになったのでした。赵薇としては、于正に対
して軽く皮肉を言ったつもりなのでしょう。

誰もほめてくれない 《致青春》 を、琼瑶がほめてくれてうれしかったのでしょう。 ちょっと前 “犬を食べるのはやめよう” というキャンペーンが流行って、このときも赵薇は率先して反対していました。まったく、困ったでしゃばりおばさんです。

《宫锁连城》 と 《金玉良缘》 が何の関係があるのかというと、どちらも子供が出来ないため、他人の子供を自分の子供として育てるのです。《金玉良缘》 についてはパクリ話しなんて聞きませんでした。《宫锁连城》 は、物語の作りまで似ているのでしょう。

霍建华は昨年(2013年)、于正の 《新笑傲江湖》 で決定的なポイントを稼いだと言ってもいいでしょう。特に于正に恨みはないはずですが、《金玉良缘》 が于正ドラマに勝ったのは、素直にうれしいことでしょう。

■

《金玉良缘》 の原作は桐华という人で、この人は 《步步惊心》 の原作者でもありますが、《步步惊情》 とは何の関係もありません。

霍建华としては 《步步惊情》 は話題にはなっても、多くの非難が寄せられるだろうことを予想していたのかもしれません。

霍建华を大陸で一躍有名にしたのは 上海唐人の 《仙剑奇侠传三》 でしょう。それまでだってそれなりに有名だったのでしょうが、《仙剑三》 の徐长卿は人々に強烈な印象を与えました。

霍建华は上海唐人にだって、何の恨みもないはずですが、上海唐人に勝負を挑むことには大きな意義があったはずです。

しかし、この勝負ははじめから 《金玉良缘》 の勝利で終わることは決まっていたと言っていいでしょう。《金玉良缘》 がお笑いドラマであるのに対して、《宫锁连城》 と 《步步惊情》 は単なるメロドラマだからです。

■

《金玉良缘》 もメロドラマではあって、しかも原作は 《步步惊心》 と同じ作者です。それが 《金玉良缘》 の限界になってしまっているようにも思います。

《金玉良缘》 は前半、軽快にお笑い路線でぶっ飛ばすのですが、霍建华と唐嫣が本当に仲良しになってしまってからは、メロドラマがだらだら展開してしまいます。

そういう意味では、琼瑶おばちゃま原作の 《还珠格格》 も、笑わせてくれるものの、あちこち、けっこうモタモタしていたものでした。

実は、《金玉良缘》 は琼瑶おばちゃま原作の 《还珠格格》 のパクリと言っていいでしょう。舞台が宮廷から将軍府に移ったわけです。

小燕子(赵薇)が玉麒麟(唐嫣)、永琪(苏有朋)が金元宝(霍建华)、夏紫薇(林心如)が江晓萱(贡米)、福尔康(周杰)が顾长风(黄明)ということになります。

■

霍建华は、これからどんなお仕事をしていくのでしょう。

1つが来年(2015年)放映予定の 《花千骨》 というドラマです。これは、fresh果果という女の子が書いた人気小説 《仙侠奇缘之花千骨》 が原作で、タイトル通り仙と侠の奇缘が描かれるのでしょう。

最近(2014年5月末)、この赵丽颖と霍建华と陈晓が主演する 《花千骨》 の報道陣に対する発表会がありました。記者が、赵丽颖に “現実において、霍建华と陈晓のどっちかを選ぶとすればどっち?” みたいな質問をしたそうです。

我比较像妇女
赵丽颖は笑うだけで何も答えないので、霍建华が助け舟を出して、こう言いました。“肯定选陈晓啊,我比较像妇女(きっと陈晓だよ。俺は、ちょっと女っぽいからさ)”。

霍建华は、この 《金玉良缘》 でも 《新笑傲江湖》 に引き続き、美女ぶりを披露してくれています。

もう1つが悲しいお知らせです。やはり来年(2015年)放映予定ですが、唐人が手がける 《女医 ・ 明妃传》 というドラマです。明代に実在した女医の物語のようですが、主演は刘诗诗です。

霍建華 金玉良缘主题曲《好时光》


《李琦 - 金玉良緣》(金玉良緣片尾曲)


風行-《金玉良缘》发布会霍建华唐嫣全程剪辑

金玉良缘(金蘭良縁) 2014|超おバカ! 知能指数 0 !! 登場人物であらすじ

▼


今年(2014年)、もっとも面白かったドラマは 《金玉良缘(金蘭良縁) 》 だったのかもしれません。このドラマの位置付けや概要などについては

金玉良缘 2014|霍建华、《宫锁连城》 と 《步步惊情》 に勝つ 2014

を見てください。

このドラマの大結局(最終回)が放映されたのが、今年(2014年)の5月7日です。それから2週間が経って、豆瓣での 《金玉良缘》 の評価はぐんぐん下がっています。

放映中は常に8点台半ばを維持していましたが、今(2014年5月21日)9506人が投票して7.5と、評価が1点も落ちました。口うるさい連中は、

宫锁连城 2014
步步惊情 2014

やなんだかんだで忙しくて、《金玉良缘》 まで目が回らなかったのでしょう。

そんな口うるさい連中の主な主張は

・ あまりにおバカすぎる
・ 前半と後半でテイストが違いすぎる(後半一気にトーンダウンしてしまう)

という2つのことです。

後半のトーンダウンはちょっと深刻な問題なのですが、あまりにおバカ! というのはほめ言葉として受け取っておけばいいように思います。

■

このドラマは最初の3集くらいまでのストーリーがわかれば、あとはセリフもたいしてむずかしくはないので、極端な話、中国語が一言もわからなくても楽しめるように思います。

登場人物の紹介がてら、このドラマの発端を整理しておきましょう。

■金夫人(邬君梅)

夫が死んでしまったため、将軍府(武器の製造・管理)を取り仕切っています。

一人息子である金元宝(霍建华)を、太后からの赐婚という形で無理やり結婚させよう目論みます。

元宝は六扇门(明朝廷のスパイ組織)の長をやっているのですが、結婚ついでに本来の家業を継がせたいと思っています。

実は、金夫人には重大な秘密があります。それは元宝が実の息子ではないということです。

特に中国ドラマに登場するママというのは家の面子を立てようとするので、おまえ死んでしまえ! とか言いたくなるときがありますが、金夫人もそんなママです。それほどわからず屋でもないのですが……。

■顾大娘(博弘)

金夫人に長年仕えるㄚ鬟(侍女)で、元宝の秘密を知っています。

だんなは死んでしまったようですが、一人息子の顾长风は、金家で医術の勉強をしています。

■阿福(郑龙)

元宝の小跟班(従者)です。実直なのですが、気が弱いため、しばしばドラマをなごませてくれます。

元宝が、阿福に抱きつくシーンは必見でしょう。

■江晓萱(贡米)

江家の大小姐(お嬢様)で、元宝の結婚相手です。

しかし、晓萱が結婚したいのは李俊(高仁)という男なのです。

■飞天豹(娄亚江)

わりと有名な泥棒です。ある日、スリを働くのですが、現場に居合わせた軽功のできる女に取り押さえられてしまいます。

一方、元宝も飞天豹を追っていて、女が飞天豹を捕まえると、飞天豹を引き取り、女にご褒美のお金をあげます。

元宝は、飞天豹が単なる泥棒ではなく、一連の若い娘誘拐事件と関係があるとにらんでいます。

こうして、元宝と女は出会います。

■玉麒麟(唐嫣)

この女が玉麒麟です。麒麟は、峨眉山で養母とボロボロの食堂をやりくりしながら暮らしていました。

麒麟がなんで仲間の胖虎たちと都にやって来たのかというと、養母に実の息子を会わせてあげるためです。

養母の本当の性は王なのですが、今は玉を名乗っています。

■楚楚(贾青)

元宝は千娇阁という娼館が怪しいと目を付け、千娇阁に乗り込みます。

そして、元宝の痣を確認したい麒麟も、女扮男装して千娇阁に忍び込みます。こうして、このドラマのドタバタが始まります。

元宝は楚楚の部屋で楚楚にさぐりを入れようとするのですが、ベッドの下に麒麟が隠れています。楚楚が異変に気づき部屋を出てしまうと、麒麟は元宝のズボンを無理やり脱がそうとします。元宝は、麒麟が飞天豹を捕まえた女であることに気づきません。

養母の話しでは、元宝の体には月形の痣があるということなので、麒麟は元宝の痣を確認しようとしているのです。

楚楚を演じている贾青は、《新天龙八部》 で阿朱と阿紫を演じた子です。どんなふうにこのドラマにからんでくるのか期待していたのですが、ただの客串(ゲスト出演)でした。

■柳文昭(王阳)

金家の管家(執事)が、柳文昭です。元宝にとっては表哥(母方のいとこ)です。

幼いときに両親が死んでしまったので、金夫人が柳文昭とその妹を引き取り、元宝と柳兄弟はほんとうの兄弟のように育ったのでした。

元宝が捜査している若い娘誘拐事件の黒幕が、実はこの柳文昭です。

■二皇子(张天阳)

柳文昭は、ついつい玉麒麟を気に入ってしまい、ついつい玉麒麟にやさしくしてしまい、本来の目的が果てせません。そんな柳文昭に、いつも業を煮やすのが柳文昭を操る本当の黒幕です。

それが誰かというと、二皇子(皇帝の第二子)です。それがクライマックスで明らかになるわけではないのですが、二皇子が朝廷の武器をわがものにするのが目的であるというのは、ちょっと先まで見ないとわかりません。

■柳倩倩(王婧娈)

柳文昭の妹で、元宝にとっては表妹です。元宝と結婚したいのですが、金夫人が元宝と江晓萱の結婚を準備してしまったので、気に入りません。

王婧娈という女優さんですが、《仙剑一》 で林月如を演じた安以轩に雰囲気が似て
いるように思います。

■阿贵(樊昊仑)

金家の侍卫长(護衛隊長)で、柳文昭の忠実な部下です。

多くの悪事の実行犯を演じます。

■喜儿(项瑾)

江晓萱のㄚ鬟(侍女)が喜儿です。麒麟は、元宝の結婚相手である江家の偵察に行きます。晓萱がお風呂に入っているところを屋根の上から覗いていると、瓦が崩れて麒麟は晓萱の湯船に落ちてしまいます。

しかも晓萱を殺すべく刺客もやってきます。そんなこんなで晓萱は家から逃げ出して、愛する李俊の元へ赴こうとします。

そんなこんなで、麒麟は喜儿を脅して、自分が晓萱のふりをして金家に嫁ぐことにします。

■顾长风(黄明)

金夫人のㄚ鬟である顾大娘の息子、顾长风が山で薬草を探索していると、女性の悲鳴が聞こえてきます。襲われているのは晓萱です。长风は晓萱を助けて、晓萱を金家に連れ帰ります。

长风は晓萱に惹かれてしまうのですが、目下のところ、晓萱の目的は李俊に会うことです。

■金元宝(霍建华)

金家の一人息子であるおぼっちゃまであり、长风の良き友達です。主な特徴は

・ プライドが高い
・ 正義感が強い
・ 知恵で物事を解決したい
・ 水泳ができない
・ おしゃれのためには金に糸目は付けない
・ 縄抜けに長けている
・ 田舎料理なんて食べたくない
・ もつ煮込みなんて気持ち悪くて食べられない

といったところです。

■王慧兰(周笑莉)

王慧兰が元宝の本当のママで、今は玉氏を名乗っています。

玉麒麟は、王慧兰の子供ではないのですが、王慧兰に育てられました。玉麒麟は、養母に息子を会わせてあげようと画策しています。

そんなこんなで、金家の金元宝(王慧兰の息子)と結婚式を挙げてしまいます。ところが、しきたり上、玉麒麟は回门することになります。

■

“回门”というのは、“結婚後数日内に,嫁が婿を伴って里帰りする”という意味です。こうして、元宝と麒麟は回门することになります。

この回门の道中であれこれ邪魔が入るのですが、玉麒麟はなんだかんだごまかして、元宝を峨眉山の養母(王慧兰)のもとに連れていき、元宝と王慧兰を面会させます。

このドラマでは、将軍府(金家)におけるあれこれの描写はもたもたすることも多いのですが、将軍府(金家)を出て、あっちこっちに行って、あれこれの事態が発生する展開は、一番の見所です。

金玉良缘插曲【金玉良縁】贾青


《金玉良缘》全新片花 霍建华唐嫣示范恋爱指南


霍建華《金玉良缘》花絮之大家一起打巴掌

2014年4月24日木曜日

步步惊情(続・宮廷女官 若曦 ~輪廻の恋~) 2014|刘诗诗、さらにブスになる

▼


一昨日(2014年4月22日)から 《步步惊心》 のPart2というか現代版である 《步步惊情》 の放映が始まりました。

百度の风云榜での話題度は、放送前から上位に位置していたので、現在は当然トップです。しかし、2位と3位に強力なライバルがいます。

宫缩连城 2014(4月8日放映開始)
金玉良缘 2014(4月21日放映開始)

です。《宫缩连城》 はちょっと人気が落ち気味でしたが、盗作騒ぎだとか、大結局もそう遠くはないということで息を吹き返してきた感じです。

そして 《金玉良缘》 は霍建华と唐嫣コンビの古装ドラマです。このドラマでは霍建华はプロデューサーも担当しているのですが、大胆な放映スケジュールを組んだものです。その意欲は良しとしましょう。

しかし、まだ見てはいませんが 《金玉良缘》 はけっこう笑えそうなので、近いうちに 《步步惊情》 を抜いてトップに立つような気もします。《步步惊情》 があまりにつまらないからです。

《步步惊心》 は、ぼくは第1集の途中で見るのを放棄しました。刘诗诗が、あまりにもブスだからです。

この 《步步惊情》 の第1集をちょこっと覗いてみると、刘诗诗はさらにブスになっていて、演技もさらに悲惨になっていました。

どんな物語かというと、大きな企業があって、社長の息子が何人かいて、誰が後継者になるのか? 誰が刘诗诗と仲良くなるのか? というお話しです。

なお、吴奇隆と刘诗诗がまたしてもコンビを組むドラマ  《犀利仁师》  2014 が、もうすぐ(2014年6月4日!)放映される予定です。今度は喜劇とのことですが、もちろん期待するものは何もありません。

■

現在(2014年4月24日)、文芸サイト豆瓣での人気投票では832人が投票して、10点満点の4.4という評価です。豆瓣では、★ 1つから ★ 5つまでの5段階評価を、誰でも投票できます。

4.4という評価は “あまり面白くない” くらいの評価に思えます。ところがそうではありません。

一般的なドラマや映画の評価では、★ 2つ、★ 3つ、★ 4つに票が集中します。なんと、このドラマの評価は、最高の★ 5つ(39.1%)と最低の ★ 1つ(43.5%)に票が集中していて、中間的な評価がほとんどありません。

放映が進むに連れ、★ 5つはどんどん減っていって、★1つがさらに増え、ついでに中間的な評価も増えてくるようには思います。

豆瓣では、感想文も書けます。現在、長めの評論が20、短評が306あります。評論を書いている人は、中には勘違いしている人もいるでしょうが、ほとんどサクラと見ていいでしょう。

豆瓣の短評において、中国のみんながどんなことを言っているのか、いくつか読んでみましょう。

■

看了百度的演员表,我想自焚,如果是真的,发誓一生不看芒果电视剧|評価 ★
(百度でキャストを見ただけで、死にたくなった。俺は誓う。一生、湖南卫视のドラマなんか見ない)

湖南卫视というのは、芒果TVとも呼ばれます。奇抜なテレビドラマを放映する局としても有名です。

このブログでは、芒果TVが最近放映したドラマでは 《宫锁连城》、《新天龙八部》、《天天有喜》、《新笑傲江湖》 などを見ています。

そう、湖南卫视では今 《宫锁连城》 を放映中なので、湖南卫视が 《步步惊情》 を放映できるわけはありません。この人は勝手に勘違いしていますが、その気持ちはわかります。本当は浙江卫视での放映です。

■

编剧没桐华。。。TR你可以去屎了。如果于妈潜规则033,那644每部都是TR女一号李国立你要怎么解释?|評価 ★
(シナリオは桐华じゃない。。。上海唐人、お前らクソでもしてろ。于正が袁珊珊ばかり使うからって、上海唐人はなんでいつも刘诗诗を主役にするんだ。李国立、どう説明する?)

桐华という人は 《步步惊心》 の原作者ですが、桐华は 《步步惊心》 のシナリオを書いているわけではありません。そして、実は 《金玉良缘》 の原作者が桐华です。

この人がTR(TangRen)と呼んでいるのは、上海唐人电影制作有限公司というこのドラマの制作会社のことです。

唐人という会社は、刘亦菲の 《仙一》、杨幂の 《仙三》 などで有名です。李国立という人はこの会社を作った人で、会社を代表する監督です。

 《仙三》 は、胡歌の復活と杨幂のイメージ定着という意義もあるのですが、そういうのとは別に、いいドラマだったと思います。ただし、刘诗诗が出るやいなやドラマがトーンダウンしてしまうのが、とても残念でした。

于妈というのは、《宮》 シリーズなどを手がけるプロデューサー+シナリオライターの于正を悪く言っているわけで、“他妈” に引っ掛けているわけです。

そう。この人が言うように、このところ于正ドラマは袁珊珊(033)ばかりで、唐人ドラマは刘诗诗(644)ばかりで、多くの人が被害を被っています。

もう、刘亦菲や杨幂は使えるわけもないのですが、《步步惊心》 以降の唐人ドラマは 《轩辕剑之天之痕》、《刷新3+7》 そしてこの 《步步惊情》 と、ことごとく失敗しています。

唐人を心配するわけではありませんが、とにかく一刻も早く刘诗诗と手を切ってほしいものです。

■

完全是对人,讨厌吴奇隆,刘诗诗,丑的一比!!!|評価 ★
(吴奇隆と刘诗诗って大嫌い!どっちも本当に不細工!!!)

我一看见什么整容、车祸、复活情节 就吐血。。|評価 ★★
(何が整形だよ、何が交通事故だよ、何がよりを戻すだよ!反吐が出るぜ)

この人が整形とか交通事故とか言っているのは、ドラマに出てくる謎の女性のことでしょう。最初は刘诗诗と瓜二つなのですが……たぶん。

■

基本断定不会多好看,步步惊心是小说好看,电视剧忠于原著所以好。但这。。。不过为了诗诗和四爷,私心打五星来拉拉分儿。|評価 ★★★★★
(確かに面白いと言うことはできない。それは認める。《步步惊心》  は小説が面白くて、テレビドラマは原作に忠実だった。でも诗诗と四爷のために ★ 5つ)

其实我对这部剧无爱,但无奈我实在太爱 《步步惊心》,所以才把多余的爱分给这部剧。刘诗诗请不要辜负我这么充沛的感情|評価 ★★★★★
(このドラマは面白くなんてないけど、《步步惊心》 のために ★ 5つ。刘诗诗、お願いだから私の気持ちを裏切らないで)

ぼくは 《步步惊心》 だってダメだったのですが、中国でも日本でも根強い 《步步惊心》 ファンはいるようです。こういう人たちが、仕方なしに豆瓣で ★ 5つに投票しているのでしょうか。

■


中国には刘诗诗の熱烈なファン軍団がいます。こいつらは、美的価値観が欠落しているという以前に、ものごとをきちんと見ようとする意識のまったくない(というか、まったくできない)知性とは無縁なおばかさんたちです。

このブログの ”宮廷女官若曦(步步惊心)--劉詩詩はブスである” という記事では、コメントでけっこう突っ込まれました。

こいつらの存在が、刘诗诗の評価をあいまいにしてしまっています。中国のメディアも、こいつらに対してけっこう媚びていて、あれこれ言えません。でも、きちんと言うべきことを言う人だっています。

草!居然有曾轶可这么个奇葩!长得丑不是你的错 你出来演电视剧吓人就是你的错了!请滚远点|評価 ★
(ひどい!かつてこんなろくでもないドラマがあったか。お前がブスなのはお前の責任じゃない。しかし、お前の演技がろくでもないのはお前の責任だ。どうか消えてくれ!)

■

看剧情简介已经恶俗到奇葩了|評価 ★
(ストーリーをちょこっと読んだだけだが、俗悪極まれりだな)

换衣服?|評価 ★
(服を取り替えたのか)

救命 請你們一定要去看 独瞎不如众瞎|評価 ★
(助けてくれ。みんな、このドラマを見てくれ。一人で盲でいるより、みんなで盲でいるほうがいい)

看了一集没有再看下去的兴趣|評価 ★
(第一話を見ただけで、続きを見る気が失せた)

■

本来是若曦在这个世界遇见四爷……现在成了一个看电视剧入迷的花痴追求高富帅。果然离开了的原著,唐人编的东西就是一盘散沙,恶俗的剧情,矫情的表演,差评|評価 (なし)
(もともとは若曦が、現代にやって来た四爷と出会う物語だったはず。それが、刘诗诗がばか丸出しで、金持ち男を口説く物語になってしまった。上海唐人のドラマってど
れもぐちゃぐちゃで最低だ)

《步步惊心2》 の制作が発表されたときは、今度は清朝のみんなが現代に穿越してくるようなお話だったのでした。しかし、穿越ものテレビドラマは禁止されてしまったため、こういうお話になってしまいました。

ただし、まったく 《步步惊心》 と関係がないわけではありません。どんな関係があるのか? このドラマを見たい人は、実際に見てお楽しみください。

■ 

打个五星平衡下,再烂也得告水军们一句,你丫这么能耐你去演,在网上那么无聊,你爹妈知道么?|評価 ★★★★★
(★ 5つを打ったのはバランスを取るため。このドラマがどんなに腐ってるからって、みんなに一言言っておくわ。だったらあんたたちがドラマに出てみなさいよ)

Mayday五月天[步步]官方短版音檔搶先聽-電視劇「步步驚情」主题


步步驚情 獨家首篇十分鐘預告片


Della丁噹[身不由己]完整版音檔MV-戲劇[步步驚情]主題曲之一

2014年4月16日水曜日

十万个冷笑话 ・ 第一季|哪吒、永遠のヒーロー

▼

中国の代表的な漫画サイトのひとつが

有妖气 http://www.u17.com/

です。ここで人気になった漫画に

十万个冷笑话

というのがあります。2010年6月から連載が始まり、今(2014年4月)でも連載は続いています。

漫画を描いているのは寒舞という人です。タイトルを見ればわかるように、そういうテーマの漫画です。

有妖气は、2012年7月から、《十万个冷笑话》 をアニメ化します。毎月1日にネットで公開され、12話が提供されました。

現在(2014年春)は、

十万个冷笑话 ・ 第二季

が提供されています。
また、派生作品もけっこうあります。

十万个冷笑话 ・ 阿狸篇

なにはともあれ、第一季を見てみましょー。

■

第一集 哪吒篇(1)


哪吒というのは、中国では有名な少年神です。《西遊記》 と 《封神演义》 にも登場しているのですが、日本では有名ではありません。

第二集 匹诺曹篇


第一集に引き続き哪吒のお話が物語られるのかと思いきや、いきなりピノキオの物語が始まります。こうして哪吒にこだわりつつ、ピノキオと白雪姫の恋物語が語られます。

第三集 哪吒篇(2)


こうしてまたたく間に哪吒篇に戻ってきます。太乙真人というのは道教の有名な神様の一人で、《封神演义》 では姜子牙の師匠です。ただし、李靖(哪吒)は、彼の名刺を見て、”太乙真人” を ”太2真人” と読みます。

孙悟空は、はじめはわんぱくですが、ついには唐僧と取经の旅に出るヒーローです。しかし、哪吒というのは、永遠のわんぱく少年として人気があるのでしょう。だから、逆に日本では知名度が低いというか、誰にも知られていないように思います。

第四集 福祿篇(1)


《福祿fulu(福禄寿)篇》 と言いながら、福祿は登場しません。登場するのは葫芦hulu兄弟(ひょうたん兄弟)と蛇の妖怪です。

《葫芦兄弟》 というのは、上海美术电影制片厂が1986年に作ったアニメシリーズです。上海美术电影制片厂は 《大闹天宫》 を作った会社ですね。葫芦(ひょうたん)から生まれた七人の子供たちが、蛇の妖怪と戦う物語のようです。

この 《福祿篇》 では大娃と二娃、三娃が登場します。蛇の妖怪はあくまで女王大人であって、決して女娲ではありません。

第五集 福祿篇(2)


第五集は第四集に引き続き、素直に 《福祿篇(2)》 です。

《福祿篇》 でよく登場する言葉が扑街です。普通語で発音すると pūjiē ですが、広東語(粤语)由来の言葉です。粤语での発音は pok gai で、pok gai と pūjiē のどちらの発音も登場します。

扑街というのは“道端で転ぶ”という意味で、“去死(死ね)”とか“滚(消えろ)”とか“王八蛋(ばか)”とか“糟糕(まずい)”とか、そういった意味で使われます。

この言葉が現在でも流通しているかどうか、中国人の友達に聞いたところ、今はあまり使われていないようです。

第六集 福祿篇(3)


女王大人は、ついには大娃から七娃まで全部やっつけて、七人まとめて炼丹します。その結果、炊飯器のような炼丹炉から登場したのが小金刚です。

《葫芦兄弟》 の続編として作られたのが 《葫芦小金刚》 です。これは、だいたいのところは 《第六集 福祿篇(3)》 で語られる物語と同じ展開のアニメのようです。

第七集 世界末日篇(1)


冒頭、《一代宗师》 という昔のフィルムが流れます。戦っているのは黄飞鸿と霍元甲です。しかし、この古いフィルムを見ているのは異星人の东海龙王です。というわけで、《世界末日篇》 の始まりです。

中国人というのは、世界が終わる日がとても好きです。何月何日に世界が終末するというデマがよく流れます。みんなけっこうそれを信じていて、その日、もちろん世界は終わりはしません。次の日、みんなそんな話は一切忘れて、ケロッとして普通に生活しています。

第八集 世界末日篇(2)


ここでのキーワードは “吐槽” と “你妹” でしょう。“吐槽” は日本の漫才由来の言葉で、“突っ込み” という意味です。“你妹” は、特に意味はないつなぎ言葉みたいに思っておいていいと思います。日本語だったら “お前さー” とか “あのな” とか、そんな感じでしょう。

第九集 哪吒篇(3) +第十集 太2真人的一天篇


この回は、二話連続放映です。

《世界末日篇》 はひとまず置いて、第九集ではようやく哪吒が帰ってきます。かつて、哪吒と东海龙王の出会いが描かれたわけですが、いよいよ哪吒が东海龙王の骨を抜きます。

第十集では、太乙真人も再登場です。武侠ものにおいて、もっとも情けないのが道教系の一派ですね。

とはいえ、この回の最大のゲストは周杰伦です。

第十一集 世界末日篇(3)


なんだかんだあれこれはあったのですが、地球を滅ぼすために送り込まれてきた巨大怪獣と戦うことになったのは令狐冲になってしまったようです。

第十二集 作者的一天篇


令狐冲 vs 怪獣の話は放りっぱなしにされたまま、ここに 《十万个冷笑话》 第一季はめでたく完結します。

《十万个冷笑话 関連記事》
十万个冷笑话 ・ 第一季|哪吒、永遠のヒーロー
十万个冷笑话 ・ 阿狸篇| QQ表情のヒーロー!
十万个冷笑话 ・ 第二季|甦れ! 哪吒